『流星ワゴン』 重松清

数年前に有名になりましたね。
本当は『ナイフ』ってのを読みたかったのですが、内容がイジメだしどうしようかと思っていたところこっちにしました。
実は内容知らなくて、裏表紙のあらすじをみて即買いました。
「死んじゃってもいいかなあ、もう……。」ってのがあらすじの書き出し。
え?私、暗いですか?いや、根暗ですから。ダークサイドですから、実は。


重松清の本ははじめて読んだのですが、すっごい読みやすい。東野圭吾と同じくらいすらすら読める。
文章が単純というか簡単なんです。変に凝ってないので、すんなり読めた。
個人的に言葉を飾るような文章はあまり好きじゃないので、平凡でも丁寧に書かれてるのに好感持てました。


内容としては、おもしろかった。一言でいえば「いい話」です。
家族の話。親子の話。私が一番嫌いな内容なのですが、
交通事故死した親子の車に乗って過去をドライブするという、非現実的な設定のためかストンと入ってきました。

この本は読んでよかったなぁ。ひさびさに思いました。しみじみと。


てか、私も流星ワゴンに乗りたいのですが。ダメですか?


流星ワゴン (講談社文庫)

流星ワゴン (講談社文庫)